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【2023年11月最新】漫画雑誌の発行部数

2023年11月8日 07:00特集

一般社団法人 日本雑誌協会から、毎四半期ごとに、漫画雑誌の発行部数が公開されています。

2023年11月6日に、2023年7月~9月の印刷証明付き発行部数が発表されたので、前回比較を行なっていきたいと思います。

以下が最新の発行部数と前回からの増減をまとめた表となります。

出版社

雑誌

印刷証明付発行部数

Δ

集英社

週刊少年ジャンプ

1,160,833

-15,834

講談社

週刊少年マガジン

358,167

-11,916

小学館

月刊コロコロコミック

326,667

-6,666

集英社

週刊ヤングジャンプ

271,667

-2,500

小学館

ビッグコミックオリジナル

252,500

-13,000

講談社

ヤングマガジン

183,017

-5,650

講談社

月刊少年マガジン

156,667

-7,666

小学館

ビッグコミック

156,167

-7,000

小学館

週刊少年サンデー

153,333

-7,084

リイド社

コミック乱

134,077

-1,626

小学館

ちゃお

131,667

-11,666

集英社

りぼん

125,000

0

集英社

ジャンプスクエア

101,000

0

集英社

グランドジャンプ

100,833

-1,667

集英社

最強ジャンプ

98,333

-5,000

リイド社

コミック乱ツインズ

86,733

-1,417

講談社

モーニング

85,542

-4,458

白泉社

LaLa

58,500

5,000

小学館

ビッグコミックスピリッツ

54,909

-2,924

白泉社

花とゆめ

47,500

-6,100

白泉社

ヤングアニマル

44,833

-2,767

講談社

なかよし

42,333

-667

集英社

別冊マーガレット

42,000

-2,000

小学館

ビッグコミックスペリオール

40,000

-2,667

講談社

BE・LOVE

36,350

-1,250

集英社

office YOU

33,000

-2,000

小学館

コロコロイチバン!

32,333

5,666

集英社

ウルトラジャンプ

31,000

-9,000

集英社

Cocohana

29,333

-667

小学館

別冊コロコロコミックスペシャル

28,000

0

講談社

アフタヌーン

27,700

1,067

講談社

Kiss

27,300

-1,200

小学館

プチコミック

23,333

-1,334

白泉社

MELODY

22,000

0

講談社

デザート

20,833

-667

小学館

フラワーズ

20,333

-334

講談社

別冊フレンド

19,667

-2,000

小学館

Cheese!

18,000

-1,667

小学館

Sho−Comi

16,500

-1,500

集英社

Cookie

16,000

0

小学館

ベツコミ

13,333

2,000

講談社

別冊少年マガジン

11,167

-1,333

集英社

マーガレット

11,000

-800

小学館

ゲッサン

10,667

-333

白泉社

LaLa DX

9,000

-500

小学館

少年サンデー超(スーパー)

7,667

-3,666

講談社

月刊少年シリウス

7,200

0

小学館

サンデージェネックス

5,600

0

小学館

月刊!スピリッツ

2,667

167

出典:一般社団法人 日本雑誌協会

やはり電子化が進んでいることもあって、前回の四半期(2023年4月-2023年6月)と比べても全体として減少しています。

減少幅は前回よりも小幅にはなったものの週刊少年ジャンプで-15,836部のマイナスで1,160,833部となりました。

この環境下においても「LaLa」が5,000部増加の58,500部に、「コロコロイチバン!」が5,666部増加の32,333部に、「アフタヌーン」が1,067部増加の27,700部へと発行を伸ばしています。

続いて出版社別の推移を見ていきましょう。

Content Image

2018年の第四四半期と比較するとどの出版社も大きく部数を減らしています。

出版社

2023年9月発行部数

2018年12月比

集英社

2,019,999

△33.4%

小学館

1,293,676

△53.0%

講談社

975,943

△53.6%

リイド社

220,810

△25.1%

白泉社

181,833

△52.6%

集英社とリイド社を除いて、この5年で50%以上の減少となっています。

なお、集英社は週刊少年ジャンプが△30%にとどまったことで、またリイド社はコミック乱、コミック乱ツインズという時代劇特化という異色の漫画雑誌がそれぞれ25%程度の減少にとどまったことで他出版社と比較してやや緩やかな減少幅となりました。

週刊少年ジャンプはコンテンツの強さ、コミック乱・乱ツインズはそれぞれ独自のポジショニングのおかげで相対的に影響が少なく済んだ形でしょうか。

以上、2023年9月度の印刷部数に関する分析でした。