【2023年10月23日発表】呪術とSPYとフリーレン一気買い

2023年10月22日 23:00特集

今週もオリコンからコミックランキング（集計期間2023年10月9日-2023年10月16日）が発表されました。

コミックランキングの分析を進めていきたいと思います。

なお、本記事のデータの出典元は全てオリコンの漫画週刊ランキングとなります。

まずはコミックランキングTOP10を見ていきたいと思います。

今週は1位が10/4発売の「呪術廻戦24巻」で23,763部、2位が10/4発売の「SPY×FAMILY12巻」で217,601部と先週圧倒的な部数を叩き出した２作品が引き続きワンツーを飾っています。

そして「薬屋のひとりごと12巻」が42,079部となり3週間連続でトップ5圏内にランクインしています。ちょうど10/21からアニメが放送されるという時流もあり堅実に売上を伸ばし累計で256,209部となっており、30万部が見えています。

直近だと「ブルーロック」や「葬送のフリーレン」などの30万部作品に並ぶことができるのか楽しみです。

順位	タイトル	出版社	発売日	推定売上部数	増減
1	呪術廻戦 24	集英社	2023年10月	230,763	-65.63%
2	SPY×FAMILY 12	集英社	2023年10月	217,601	-62.10%
3	うるわしの宵の月 7	講談社	2023年10月	51,860
4	薬屋のひとりごと 12	スクウェア・エニックス	2023年09月	42,079	-61.50%
5	合コンに行ったら女がいなかった話 6	スクウェア・エニックス	2023年10月	31,914
6	ぐらんぶる 21	講談社	2023年10月	31,081	-48.55%
7	神達に拾われた男 11	スクウェア・エニックス	2023年10月	29,494	1.03%
8	二月の勝者絶対合格の教室ー 19	小学館	2023年10月	27,301
9	葬送のフリーレン 11	小学館	2023年09月	25,953	-27.96%
10	MFゴースト 18	講談社	2023年10月	24,094	-50.74%
11	アオのハコ 12	集英社	2023年10月	23,235	-64.15%
12	呪術廻戦 23	集英社	2023年07月	21,766	-14.35%
13	マッシュル—MASHLE— 18	集英社	2023年10月	20,355	-60.75%
14	葬送のフリーレン 1	小学館	2020年08月	19,813	-14.20%
15	新九郎、奔る! 14	小学館	2023年09月	19,560
16	葬送のフリーレン 2	小学館	2020年10月	18,699	-11.98%
17	その着せ替え人形は恋をする 12	スクウェア・エニックス	2023年09月	18,602	-50.01%
18	葬送のフリーレン 3	小学館	2020年12月	18,564	-8.22%
19	アオアシ 33	小学館	2023年10月	18,540	-58.30%
20	転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint 9	アース・スターエンターテイメント	2023年10月	18,004
21	葬送のフリーレン 4	小学館	2021年03月	17,920	-5.88%
22	弱虫ペダル 86	秋田書店	2023年10月	17,416
23	葬送のフリーレン 5	小学館	2021年07月	17,127
24	ひかえめに言っても、これは愛 4	講談社	2023年10月	16,877
25	葬送のフリーレン 6	小学館	2021年11月	16,743
26	葬送のフリーレン 10	小学館	2023年03月	16,708
27	ブルーロック 26	講談社	2023年09月	16,648	-26.67%
28	葬送のフリーレン 7	小学館	2022年03月	16,224
29	ベルセルク 42	白泉社	2023年09月	16,002	-72.52%
30	葬送のフリーレン 8	小学館	2022年06月	15,880

さて、今回はトップ30のランキング中、「葬送のフリーレン」が10を占めるという異常事態が起きました。このランキングは1週間遅れでの発表となっていますので、10月9日から10月16日分の数字となっているのですが、葬送のフリーレンのアニメは初回の金曜ロードショーが9月29日、アニメ枠での第2話が10月6日放映となっていますので、アニメ2話のタイミングでみなさん一気買いに踏み切ったという感じでしょうか。

フリーレンのアニメはAmazonプライムでも見ることができますのでまだの方は是非ご覧ください。

出版社別のランクイン作品数と売上です。

上述したようにフリーレンが一挙に10巻分ランクインしたこともあり、ランクイン作品数では小学館が43.3%を占めました。一方で売上で見ると引き続き呪術廻戦とSPY FAMILYにより集英社が47.7%のシェアを占める形です。